●画家名:岩澤重夫(いわさわしげお)
●作品名:渓流
●絵のサイズ:W33×H24,2cm(F4号)
●額装サイズ:W55×H43cm
●絵画の技法:日本画
●サイン:作家の落款
●納期:14日 額に小傷がありますので新品額に交換してお届けします。
岩澤重夫さんは子供の頃から川が大好きで、学校に行く前に魚釣りをしていくほどだったそうです。
この日本画の絵画「渓流」は、岩澤重夫さんと親交の深かった僕の友人が、遺族の方から頂いた作品です。
自分の部屋に飾って楽しんでいたそうで、この日本画の絵画を見ながら明日の魚釣りの事を考えていたのではないかと思います。
晩年には、水辺に緑の山や季節の花を描いた小品を数多く制作されていましたが、それは全て魚釣りをするときの視点に基づいているそうです。
売るために描いたのではない素朴な絵ですが、だからこそ岩澤重夫さんのお人柄が偲ばれる素敵な日本画の絵画だと思います。
岩澤重夫さんは、文化功労者になられたほどの日本画壇の重鎮です。
この日本画の絵画はよほど大切にされていたようで、染みや焼け、色落ち、波打ちなど一切ない完璧な保存状態です。
岩澤重夫(いわさわしげお) プロフィール 1927年 大分県に生まれる。 1954年 日本画家・堂本印象に師事する。 1960年 日本画の絵画「堰」で新日展特選・白寿賞を受賞する。 1968年 日本画の絵画「昇る太陽」で新日展菊華賞を受賞する。 1971年 改組された日展の審査員に就任する。 1975年 紺綬褒章を受章する。 1980年 日展の評議員に就任する。 1985年 日本画の絵画「氣」で改組日展文部大臣賞を受賞、「古都追想(西安)」で山種美術館賞展大賞を受賞する。 1990年 京都府文化賞功労賞を受賞する。 1992年 MOA美術館岡田茂吉賞大賞を受賞する。 1993年 日本画の絵画「渓韻」で日本芸術院賞を受賞し、日展理事に就任する。 1994年 京都市文化功労賞を受賞する。 2000年 日本芸術院会員に就任する。 2001年 日展常務理事に就任する。 2002年 勲三等瑞宝章を受章する。 2008年 日展顧問に就任する。 2009年 文化功労者となる。
11月7日逝去